三ノ輪 カラオケ優美ン(ゆうみん)

朝倉歌謡教室 夜はカラオケ道場
朝倉歌謡教室 夜はカラオケ道場

都電荒川線三ノ輪橋駅にある三ノ輪商店街は実に愛すべ商店街です。金物屋さん、お惣菜屋さん、銭湯など下町情緒満開です。それにお弁当が290円と格安なのに思わずお店やっていけるのかな?と心配してしまいます。商店街の中ほどにある「はきものマスヤ」の角を曲がると徳間ジャパンに所属する歌手の朝倉由美子さんのお店があります。

じつは朝倉由美子がどういうひとかよく知りませんが看板に魅かれて、仕事帰りに勇気を出してお店の扉を開けてみました。するとどうでしょう。90歳の山崎さんをはじめ、北区や板橋区からの平均年齢70歳のお客さんであふれかえっています。

みんなが「ちゃん」付けで呼び合ってます。舞台にはミラーボール。パリッとノリのきいたワイシャツにネクタイ姿の紳士、ドレス姿の淑女が持ち歌を披露しています。夕方6時だというのにもう満席です。それでも近所のひとがひっきりなしにやってきます。10名ほどいらした皆さんのマイクを握る雄姿をスケッチ。最後に色を塗ってお土産に差し上げました。

女将の朝倉由美子さんは実に気さくな方で扇子を片手にみなさんの歌にあわせて踊ります。似顔絵を描いたお礼にとお酒もごちそうになったりと、下町パワーフルスロットルの楽しいお店でした。ちなみに写真の女子は今晩助っ人で入ったはるこさんです。

 

侍魂とキリスト教精神

侍風の老人
侍風の老人

病院の待合室で見かけたちょんまげがよく似合う老紳士。しわをすこし少なくして描いていたらなんかいい感じの男前になってしまいました。

江戸から明治にかけての古い写真がYouTubeで出回っていますが、当時の人も現代の日本人も服装こそちがいますが雰囲気はそんなに変わらないなと思うこともあります。

ところが、以前ハワイ島の日本人移民2世のひとのレストランで食事をしたとき、そのしぐさや言葉遣いを祖父世代の古風なものに感じたことがあります。日本の社会から隔離されて影響を受けなくなるとタイムカプセルのようにその当時の空気感が身体に残るのでしょう。

昨年なくなった元日本の陸軍少尉の小野田寛郎さんが戦後29年ぶりにフィリピンのルバング島から日本に帰ってきたら、まったく違う価値観が日本全体を支配しており、マスコミは軍人をまるで犯罪者のように扱うのにいたたまれずブラジルに移民したはなしがあります。

なぜ戦前と戦後でそれほどまで価値観が変わったか?今では米国が約7年間の占領期に大規模なプロパガンダ政策(War Guild Information Program)により伝統的な価値観は破壊され贖罪意識が埋め込まれたその結果であることは広く知られるようになっています。

「侍スピリット(武士道)」とはなにかという議論をイギリス人としたことがあります。侍=戦士という図式で西欧の人は考えています。戦士=野蛮と言い換えることもできます。日本の侍は古風な戦士の形態、それは「自己犠牲」の精神を前提にしたものでありキリスト教の考えと共通するところだと話すとそのひとは「へーそうなんだ」という顔をします。

街道の蕎麦屋

武蔵五日市 そば屋魚鶴
武蔵五日市 そば屋魚鶴

JR武蔵五日市線の終点は秋川渓谷の町です。街道沿いの商店街は歩いて10分ぐらいで通り過ぎてしまいますが、そば屋にすし屋、八百屋、洋品店、靴屋、おもちゃ屋さんなどなんでもあります。小学生が社会科の授業でこの町の地図をつくったら生活に必要なお店を1日ですべて描き込むことができるくらいのサイズです。

駅から歩いて5分の秋川渓谷は清流と釣りが気軽に楽しめる素敵な場所です。またバスにのれば奥武蔵の低山ハイクや温泉が楽しめます。

写真のおばちゃんは武蔵五日市街道沿いのそば屋の女将さんで今年80歳になるとか。元気に毎日お店に立っています。週末のお昼時は結構みせは込みます。

武蔵五日市隣には障害者の集まりに参加してきたという車椅子の女子と付き添いのおばさんが同席したので一枚描いてさしあげました。この絵を描いていたら女将さんがわたしも描いて!というリクエストをいただき上の作品ができた次第です。

ちい散歩

御岳神社参道のそば屋
御岳神社参道のそば屋

東京都にも山岳信仰のメッカがあります。御岳山(みたけさん:929m)はケーブルカーもあって手軽に低山ハイキングが楽しめる山です。

山頂付近には、おそばやさんやおみやげ物屋さんがありちょっとした天空に浮かぶ集落になっています。写真のおばちゃんは御岳山神社の参道にある宝本店の女将さん。このお店はテレビの「ちい散歩」でも紹介されています。

残雪ののこる早春に御岳山神社を参拝したときにちょっと寄り道。今はなき地井さんもスケッチをした場所でおばあちゃんの似顔絵を描いたところ、お礼に生わさびをいただきました。わさびは御岳山の名物です。家に帰ってお茶漬けにしたら、香ばしくほのかにあまいわさび味を楽しむことができました。

現代の魔女

現代の魔女
現代の魔女

熟年女性がタロットカードを手に中年男性になにやらささやいています。慎重にカードをシャッフルし、カードをめくり、ときどき男性の手に触れながらその意味を耳元でささやいています。夫婦ではなさそうです。

どんなアドバイスをしているのかはわかりませんが、男性はとても熱心に聞いています。時々照れ笑いをしているところみると、なにか本人しか知らいないような秘密を彼女が言い当てたのかもしれません。

そうか、これは「出張占い」かなとおもってしばらくながめていると、最後に彼女がカバンからとり出したのは生命保険のパンフレットでした。

デジャビュ

朝新聞をよむご婦人
朝新聞をよむご婦人

以前どこかで見た景色だなと思うそんな瞬間が時々あります。上の絵は近所の喫茶店でよく見かけるご婦人。土曜の朝8時ごろにいつも同じ席に座って新聞を読んでいます。

たばこを吸いながら朝日新聞を読む
たばこを吸いながら朝日新聞を読む

こちらはまったく別の場所の平日午後にカフェで目撃したご婦人。髪型、雰囲気が先ほどのご婦人とそっくりです。そして、読んでる新聞は同じ朝日新聞です。唯一の違いは、手に持っているドーナッツとシガレットぐらいでしょうか。

ワールドカップ予選落ち

スポニチ
スポニチ

1月24日の朝、ワールドカップ予選で本田と香川がPKをはずした翌日の風景。残念でした。スポニチを読んでいるおじさんの見出しが残念観をかもしだしています。

スケッチにさりげなく時事ネタをしのばせるには新聞を一緒に描きこむと役にたちます。