居酒屋探訪記 大和市 なお吉

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なお吉の看板娘

小田急線と相鉄のターミナル大和駅から徒歩1分の居酒屋「なお吉」はこの地で20年地元のひとに愛されています。日曜日の夕方はマスターの彼女のお友達や親戚がお客さん。おねんちゃんたちとちびっこがわやわやしている居酒屋は異次元です。

マスター
マスター

大和駅周辺は焼き鳥屋が多く庶民的なお店がたくさんあります。横浜にも町田にも海老名にもアクセスがよくエコノミなーな生活ができるのが大和市なのだとか。先日テレビ朝日の取材で徳光さんと美女が飲みに来たそうです。7月10日(日)15:20-16:30テレビ朝日系で「ゆっくり行こうよ-路線バスで寄り道#38-」で放送予定だそうです。

20160626_aiマスターの彼女で今日は府中競馬で日に焼けすぎてしまったとのこと。

20160626_Maoこちらはお友達の美女二人組です。

20160626_etsumaruこのブログ、日本の秘密を探る目的で始めたのに最近は居酒屋絵日記なってしまってます(^^;)が、いろいろなひとと出会えるのでよしとしましょう!

大変な時代となりました

20160603_Jingu英国の国民投票でEUからの離脱が確定しました。一国の運命がある方向に舵がきられるその瞬間というのがあるのだなと感慨深いものがあります。移民問題などがEU離脱の原因と言われています。

こちらのお三方はイギリス、フランス、ドイツからの若者です。神宮球場で一緒にヤクルトvs.オリックス戦を観戦しました。このときはまさか英国がEUから離脱とはだれも想像していませんでした。

一昨年実施されたスコットランドの住民投票では僅差で残留派が勝利し現状維持のムードがありましたが、また分離独立派の勢いが増しています。スコットランドはフランスとのつながりが強く、ドイツ系のイングランド王室とは常に確執があります。

以前世界遺産のエジンバラ城でスコットランドの三種の神器を見たことがあります。15cから16cにかけてのスコットランド王室の宝物です。王冠、剣、王笏(おうしゃく)の3種です。イングランドと連合王国となる際封印され隠されていたものが19cに人気作家のウオルター・スコット卿により再発見されたと解説がありました。

はじめてイギリスの古都ヨークに行ったときローマ人が作った城壁をそのあと来たバイキングが再利用し、さらにアングロ・サクソン人が侵入し壁を改造して築城した史跡巡りをしたことがあります。石畳の街をぶらぶらしながら異民族の侵略が結構頻繁にあったことに驚かされたものです。

日本と同じ島国といっても欧州大陸とは英仏海峡トンネルでつながっています。大陸で起きた騒乱はすぐブリテン島に伝播します。そういえばドーバー海峡は泳いで渡ることができますが、さすがに玄界灘は泳いでは渡れませんものね。

 

 

 

三ノ輪のディーバ

IMG_1477荒川区南千住の三ノ輪商店街のカラオケスナック優美ン(ゆうみん)の朝倉由美子さんです。浅草で歌の出演があるので練習代わりにお店で歌を披露。先にいた男性のお客さん朝倉さんの歌を目の前で聴けてとっても感激していました。

IMG_1476今日は女性のお客さんが多いようです。左の女性ははるこさんです。久しぶりの訪問に最初はだれかわからなかったようですが、似顔絵を描いたことを伝えると思い出してもらえました。

三ノ輪の商店街、7時を過ぎるとほとんどのお店が閉まってしまいちょっと寂しい限りです。静かな商店街の路地裏にひっそりとある朝倉さんのお店にボチリボチリとお客さんが遊びにきて夜がふけてゆきます。

沖縄のビーチでおばあたちが朝の沐浴をしています

沖縄の鎮守波上神社
沖縄の鎮守波之上(なみのえ)神社

土曜日の早朝、沖縄総鎮守、波之上(なみのえ)神社を訪れると虹がかかっていました。ハワイ島でも朝方よく虹を見ました。島の天気は気まぐれです。

海食崖の上の鎮座する神社の御祭神は女神イザナミノミコトですが、もとは琉球古神道の聖地でニライ・カナイ(異界)への祈りの場所です。

崖の中腹にある洞窟から先史時代の人骨が出ているそうです。沖縄では祈りをささげるのは巫女です。たいていはおばあです。

神社の位置するビーチは長さ150mほどの小さな入江で、今日はベタ凪、海面は鏡のように静かです。

白い砂浜で逆立ちしてヨガのポーズをとる中年男性、日課なのでしょうか自転車で来て海岸の防波堤でおしゃべりをする近所のじいさま達など思い思いに過ごしています。

しばらくすると、全身をすっぽり覆った黒い水着とオレンジの救命胴衣に麦藁帽をかぶったおばあ3人がおしゃべりしながらぞろぞろと海に入ってゆきます。胸ぐらいまでの深さのところまで3人はすすみそのまま楽しそうにおしゃべりしています。

普天満宮
普天満宮

こちらは、米軍海兵隊の普天間基地敷地のすぐ脇に鎮座する普天満宮です。ほこらの裏手には大きな鍾乳洞があります。さきほどの神社と同じイザナミノミコトが御祭神ですが、琉球古神道では日の神、ニライカナイ神(竜宮神)、グジー神(普天満女神)の3神が御祭神と由緒書きにあります。

古代の沖縄では洞窟や岩の割れ目は異界、あの世の境界地域として聖別された場所でした。その場所をニライ・カナイといいます。後に熊野権現信仰と結びつきます。

熊野権現信仰と結びついたその理由を、加治順人著「沖縄の神社」では「熊野の地はイザナミを葬った場所として知られており早くから死者の世界の入り口として信仰されていた」ことから、琉球のひとびとの民間信仰であるニライ・カナイ信仰と結びついたのだと指摘しています。

以前訪れた女神イザナミの葬られた花ノ巌谷神社とのつながりを発見した旅となりました。

 

小田原 北条五代祭りと松原神社の例大祭と立ち飲み「鳥元」

初代看板娘(左)と二代目看板娘(右)
立ち飲み「鳥元」初代看板娘(左)と二代目看板娘(右)

連休の小田原は今年で52回目になる「北条五代祭り」でにぎやかです。戦国時代の地元のヒーローをお祭りできるのですからうらやましい限りです。5月3日が武者行列や鉄砲隊の発砲パフォーマンスがあり、小田原の商店街の居酒屋さんも観光客で込み合います。

小田原担ぎの氏子さん
中谷津地区の氏子さんたち

同じ時期小田原宿の総鎮守、松原神社の例大祭があります。「北条五代祭り」は観光祭りですが、松原神社の例大祭は伝統ある漁師のお祭りです。それぞれ別のお祭が一緒の時期に開催されますから、町はにわかに活気づきます。

地元の氏子さんたちが神輿(みこし)を担いで町内を練り歩き、店の軒先に神輿を「突っ込んで」祝福します。なるほど船頭と船子が神輿を担ぐような動作になっています。

20160504_6「突っ込む」といってもお店の前で先頭の氏子が「そりゃーえーえーっ」と掛け声をかけて神輿の舳先を店の入り口にはなむけする動作を「突っ込む」といいます。

鳥元さんで飲んでいると、次から次へと神輿が「突っ込んで」くるではありませんか!そのつど、店のご主人はおひねりを渡しています。町内には30基(子供神輿や女神輿を入れると50基)ほどの神輿があるそうです。

鳥元の店内
熟年カップルと女子友とおじさんであふれる店内

普段は地元のひとばかりなのでしょうけど、祭り中日(なかび)の今日は4坪ほどの店内は鳥打帽をかぶったおしゃれなフルムーンカップルや女子友、一人でふらっと立ち寄ったおじさんなどでいっぱいです。5月5日の最終日はすべての神輿が小田原駅に集合してクライマックスを迎えます。

明治神宮は古墳をイメージした森

ベストセラー作家の奥野宣行さん
ベストセラー作家の奥野宣之さん

ベストセラー作家と出版エージェントと編集者とのコラボレーションで生まれた「図書館超活用術」を事例に、出版企画の立て方講座が大阪で開催されました。奥野さんはべストセラー作品「情報は一冊のノートにまとめなさい」(Nanaブックス 32万部累計50万部)で知的生産術の再発見と定義で注目される堺市在住の人気作家です。

セミナー参加者はご自身の作品や著作のすでにある人やブロガーなど表現を実践しているひと、これから表現してそれを生業にしようというみなさんの集まりです。

講師と参加者との懇親会
懇親会の様子

奥野さんのデビュー作のテーマが「知的生産とノート」のご縁でしょうか、セミナーで隣の席だったみやさんはかわいいイラストとマインドマップ(木の根っこのような線とキーワードで記録する方法)で記録をとっています!

ファイナンシャルプランナーの荒木さんnoteというプラットフォームを使った金融資産運用ブログを執筆しています。

奈良市にお住まいの出雲さんは「いずパパCafe~旅と文具と~」で知的武装品としてのメモ帳、ノート、筆記具のノウハウを紹介しています。

あらためて「情報は一冊のノートにまとめなさい」を読み返していたら奥野さんのノートに書き込んだ事例に「書評:明治神宮は古墳をイメージした森」という一文が載っていました。

このブログで以前書いた奈良県の大神神社のご神体の三輪山、諏訪大社の御神体である守屋山、和歌山県の花窟神社(はなのいわやじんじゃ)、クスやシイなどの常緑広葉樹で覆われたなだらな稜線は古代の日本人にとって聖別される形だったのではという感覚がずっとあったのですが….

「明治神宮は古墳をイメージした森」でググってみたところ「森林ジャーナリストの思いつきブログ」に「本多静六と明治神宮」という記事を見つけました。

以下引用、「明治神宮を創設する際の鎮守の森づくりを依頼された本多は、期待された杉並木の荘厳な森を覆して、照葉樹林の森を企画する。仁徳天皇陵のような古墳に繁る森をイメージしたとされる。」

そういえば奥野さんのお住まいは仁徳天皇陵のある堺市。3年ほど前に訪れたとき御陵の鳥居の前でボランティアのおじさんが見学にきていたおとうさんと小学生のむすこに「民のかまど」の話をしていました。

仁徳天皇陵を鳥居のある正面からみると、そのなだらかな稜線が三輪山、守屋山とかさなる形であったのは単なる偶然ではないのだなあと確信するきっかけになったセミナーでした。

 

 

 

京都宇治市 近鉄小倉駅 「繁の」

京都宇治市 繁の看板むすめ
京都宇治市 「繁の」の女将さん

近鉄小倉駅(京都府宇治市)西口は住宅地なのに小さな居酒屋が沢山集まっています。任天堂の工場が近くにあるからとか、なにか理由があるようなんですがよくわかりません。

趣味で宇治市の郊外でレモンを栽培しているタクシーの運ちゃん曰く、宇治の平等院は世界遺産なのに周辺には飲み屋街がなく、泊まっているお客さんに飲み屋街を案内するなら小倉駅西口の飲み屋街だよ!ということでさっそく探検です。

飲み屋街といってもまわりは住宅街。大きな会社や工場があるわけではないので静かです。立ち飲みの「繁の」に入ってみるとお客さんはひとりだけです。ところが、6時をすぎたころから常連さんが次々とやってきてあっという間に満席です。

常連さん
常連さんたち

女将さんの似顔絵を皮切りにみんさんの似顔絵を描かせていただきました。なんとも不思議でアットホームな居酒屋さんです。調子に乗って似顔絵を描いていたらたらふくお酒をご馳走になってしまいその後の記憶がありません(^^;)

 

東京タワーもインバウンドでにぎやかです

20160414_TokyoTower東京タワーの周辺は仕事でよく出かけるところですが、あらためて平日東京タワーを訪れてみるとちょっと不思議な気分になります。

たしか5年ほど前は東アジア圏の観光客と、日本人中学生の就学旅行生が目につきました。今日行ってみると国も地域も様々で、東アジアからの観光客はほとんどいません。欧州、東欧からの観光客が団体バスで来ています。

こちらのスケッチは1Fのフードコートの様子で、近所のママ友、手前のテーブルでは遊戯王のカードゲームに興じる高校生、一番奥の男女は白人の男性と日本人の女性のカップルです。

平日午後のフードコートはなんだか郊外のショッピングモールのゆるい空気に似ていてイイ感じです。

人生初めて自分自身の似顔絵を描いてもらったのは小学校に入る前の夏、はじめて行った東京タワーでのこと。45年以上前のことでした。

当時あった蝋人形館(2013年閉館)は脈絡のない展示で、意味もなく怖い拷問と、すこしいびつな白雪姫や、なで肩のロックスターなどが置いてあって、どこかの温泉街にある見世物小屋のようなキッチュな場所でした。

いまでは、カフェやおしゃれな屋外ジンギスカンの食べ放題、ワンピースのアトラクションなど、おとなからこどもまで楽しめる、かなりマトモな観光施設になっています。

渋谷区道玄坂ワインバー「楽」

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渋谷の道玄坂のワインバー「楽」は若い女性客とカップルでにぎやかです。普段はもっと大衆的な居酒屋に行っていますが、同じ道玄坂でも店によって客層がほんとうに違うのでびっくりします。先日訪れた神戸三宮よりも若い人の多さはやはり渋谷は圧倒的です!こちらのカップルはワインをのみながら女性がとても楽しそうです。

2016040写真は店長のしょうたさんです。

20160406_楽3こちらは女子友とワインを楽しんでいます。そういえば近所のすし屋でもワインを出すところは連日若い人でにぎわっています。20代から30代のひとになるとビール、日本酒よりカクテル、ワインがすきというスタイルが増えているのかもしれません。

20160406_楽4こちらはシェフの足立さんです。ところで、すぐ近くにビヤホールライオンがありますが、やはり年配の人が多いのにあらためて気づかされます。

 

 

 

阪神三宮くしかつ「おおえす」と元町mr.kanso

阪神三宮駅
阪神三宮駅おおえすの看板娘

神戸市三宮駅周辺の繁華街は庶民的なものからおしゃれなところまで半径1km圏にコンパクトにまとまっています。JRと阪神線にはさまれた三宮駅から元町駅までの横丁は大衆的な居酒屋がぐちゃぐちゃと密集していて、オッサンからおねんさままでいろんな人で活気があります。

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看板娘につられて入った立ち飲みの串かつやさん「おおえす」で相席したのが「ジョジョの奇妙な冒険」に出てきそうなカッコいいおにいさんとおねえさまです。会社の同僚だそうで、後輩の女性に先輩がアドバイスしている図です。男性は神戸で女性は東京に住んでいるそうです…相席したごあいさつにこちらの絵を女性にプレゼントしました。

元町にあるmr.kanso
元町にあるmr.kanso

三宮の繁華街を歩くとタロット占いのあるバー、手品を披露してくれるバーなど個性的なバーが目に付きます。こちらは元町商店街にある世界の缶詰でお酒が楽しめるmr.kansoのご主人と奥様です。チェーン店で大都市の繁華街から小さな町までお店があります。

kobe_2変り種のバーが女性に人気だという証拠写真を一枚。缶詰バーですが、えりかさんとまどかさんの最近のマイブームだそうです。