渋谷 ホルモン 哲

看板娘
看板娘

渋谷駅徒歩2分の炭火焼肉ホルモン「哲」はいつもにぎわっています。知人のC氏より紹介していただいた、とってもいごこちのいい店です。ホルモンが苦手なひとでも臭みがないのでちょっと驚きです。鮮度がいいのです。

ホルモンはなぜか女性に人気です。内臓のどの部分なのか解説付きで山内さんがお肉を運んできてくれます。内臓の名前をきちんと聞くととってもグロテスクですが山内さんの解説と炭火で焼く香りで、食欲が湧いてきてしまいます。

学生時代、パキスタンのカラコルムの山岳地帯で少数民族(ワヒ族)の村を調査したことがあります。インダス河の上流にある村に二泊三日かけて氷河と岩山のトレッキング。村の人たちが道案内をしてくれます。明日は村に入るという手前の岩小屋で一泊したとき、村の人たちが歓迎会を開いてくれました。ごちそうは子羊です。

アッラーへのお祈りのあと、ちょうど台になる岩の上に子羊は押さえつけられ、ナイフで頚動脈が切られます。ぷるぷると痙攣しながらすぐにぐったりとしてしまいました。その後血抜き、毛皮を剥いで、あっという間にばらばらになり普段見慣れているお肉屋さんにあるような肉の塊になります。

さっきまでぴょんぴょんはねていた子羊が1時間もすると煮込み汁になってみなに配られました。一緒に同行した農学部の女子大生、子羊の解体を目をうるうるさせながら観ていたのですが、煮込み汁になったらうまそうにあっと言う間に平らげてしまいました。仲間の男子学生は高山病と食事が合わなくて寝込んでいたのですが女子力恐るべしです。

店長の大名さん
店長の大名さん

ところで、哲ではおまかせコースがおすすめです。まるで会席料理のようにいろんな部位の珍味が楽しめます。そして、〆のカレーライスは絶品です!

 

 

 

 

満月と新月のときがお休み

ハセガワスタイル
ハセガワスタイル

渋谷にある隠れ家Bar Hasegawa Style の愛子さんです。このお店は土日も営業していますが、満月と新月のときにお休みになるそうです。女性のリズムに合わせたシフトなのでしょうか?ちょっとユニークな経営ポリシーです。

お店に寄ったときはいらっしゃった方たちの似顔を描いて楽しませていただいています。来店したらぜひトイレものぞいてみてください。壁に小生の作品を見ることができます。

奥黒部

奥黒部の山小屋 平の小屋
奥黒部の山小屋 平の小屋

夏になると北アルプスが恋しくなります。いまから7年ほど前、まだ息子が小学校4年生だったころ北アルプの針の木岳(2,821m)を一緒に登りました。父親の趣味にまだつきあってくれる年頃です。大学1年の夏に登り雪渓とカール地形と高山植物コマクサに魅了された思い出の山です。

また、針ノ木峠は戦国武将佐々成政(さっさなりまさ)が長久手の戦いで勝利した徳川家康に豊臣秀吉との徹底抗戦を進言するため厳冬期に峠越えした舞台としても知られる後立山連峰を代表する山です。

針ノ木岳の山頂から黒四ダムを見下ろすとその湖畔に平の小屋を見つけることができます。かつては越中富山と信州長野へぬけるマタギやイワナ漁師、商人が利用した山岳古道の一つでした。

今日のスケッチは黒部の谷底にある平の小屋から紺碧の空をながめている様子。まったく外界とは隔絶された別世界です。一泊してさらに黒部川の上流へと計画していましたが、湖畔でイワナ釣りや日長周囲の山をスケッチしていたらあっという間に一週間が過ぎてしまいました。

異次元のとびら

新橋地下の飲み屋街「菊三八」
新橋地下の飲み屋街「菊三八」

水曜日はできるだけ平常心と早期帰宅を心がけるのですが、新橋地下の飲み屋街ではまってしまいました。真坂(まさか)さんというご主人が経営する菊三八(きくみや)はとてもすてきな大衆酒場です。

白州次郎似のH社長
白州次郎似のH社長

H社長に誘われてこの店に来ました。経営論をひとしきりH社長と談義したあと、なぜか駅前でティッシュを一生懸命配っているお兄さんの情熱にほだされて、地下への階段を下りてみると南三陸町出身の美女と遭遇しました。

熱心に仕事をしている石橋さん
熱心に仕事をしている青年

夜中まで楽しくお酒を飲んでいると異次元への扉が開くようです。気をつけなくてはいけません。A嬢は自分でもイラストを描いていて、すきな食べ物は海産物だそうです。ぜひブログにはグルメ情報をとのリクエストをいただきました。

南三陸町出身のA嬢
南三陸町出身のA嬢

青森郷土料理 らせら

らせら
らせら

井の頭線渋谷駅徒歩1分のところにある青森出身の女将と板さんがきりもりしているお店「らせら」。お酒と料理がとてもおいしい隠れ家です。お客さんは青森県人が多く、いい感じです。すぐにお友達になれてしまいます。

みなさん迷惑でしょうが、飲みながらいろんな人の似顔絵を勝手に描いて差し上げています。ミュージシャンやハイヤーの運転手、同窓会帰りのひとそれぞれ物語のある人たちで、ついつい絵筆とお酒がすすんでしまう不思議な空間です。

三軒茶屋の居酒屋「味とめ」

三軒茶屋の「味とめ」
三軒茶屋の「味とめ」

近所の人でにぎわう店は人間観察にはもってこいです。世田谷三軒茶屋の「味とめ」もそんなお店です。世田谷には、下町っぽい庶民的なお店がけっこうあります。

成人の日の夕方、最初店内は大学病院の先生と職員だけでした。なんでもボランティアでイベント会場で店を出していたのだとか。

しばらくすると幼馴染の年配の2人組、バンドをやっている二人組み、近所のマダムと雑多なメンバーがわいわいと、店がにぎやかになってきます。

テーブルの上には皿や一升瓶がならんで店内は騒然としています。座布団も醤油がしみこんでいてちょっとしっとり。壁には黄ばんだメニューが所狭しとならんでいます。

女将さんはちょっとぶっきらぼうですが、くじらの肉は絶品で日本酒とよくあいました。この絵は隣の席の大学病院のみなさんに差し上げたところ飲み代をご馳走していただきました。

吉原土手いせや本店

吉原土手の伊勢屋
吉原土手の伊勢屋

偶然いいお店を発見することがあります。この吉原土手の伊勢屋(いせや)も建物にひかれてスケッチしているうちに、せっかくだから天ぷらで熱燗でもと思って入ったのが出会いのきっかけです。

伊勢屋の店舗の様子
伊勢屋の店舗の様子

ごま油で黒光りした床に柱時計、日曜日の4時過ぎなのではじめは閑散としていましたが、5時を過ぎたころから、ドイツ人夫婦とタクシーで乗り付けて来店する老夫婦、カップルが3組と次々と入店してきます。

隣の父親と息子の会話に耳をすませていると、父親が子供のころに来た時とかわらないたたずまいであることや、天丼のエビがどんぶりからはみ出るぐらい大きいことなど息子にウンチクを語っています。

店員は若い子が中心で洗練されていないけど、料理もおいしく、お客さんを見ているだけでも楽しい店ですが、おなじみさん同士の打ち解けた店とは違い、みなどこかよそよそしいところがあります。