ウルトラマンスタンプラリー

ウルトラマン
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JR山手線を各駅でウルトラマンスタンプラリーが1月13日から2月27日まで開催されました。

いつものスタンプラリーかと思いきや、御茶ノ水駅の スタンプコーナーの前を日曜日に通り過ぎたとき50代の元ウルトラマン少年たちが長蛇の列を作っている異様な光景をみて、これはただのスタンプラリーで はないことを悟りました。本物の小学生がおっさんたちの間に並んでいるのは痛々しいです。

ところで、このスケッチは2月22日日曜日の夕方、新百合ヶ丘の駅で下車したサラリーマンが仕事の合間に集めたスタンプを愛おしいそうに鑑賞している様子を描いたもの。ぼくもやってみようかとスタンプ台帳は手に入れていましたが観察者に徹しました(^^;)。

2013年の夏に日本橋三越本店でウルトラセブンの展示会がありましたが、展示自体は散漫な印象があり、もっといろいろ展示できるのではとちょっとがっかりしたのを覚えています。

そ の後読んだ「ウルトラマンが泣いている-円谷プロの失敗」(円谷英明著)からキャラクタービジネスとして著作権管理が徹底されていなかったことや、ウルト ラマンブランドのストーリーに一貫性がなかったことなどせっかくいい素材なのにもったいない経営をしてきた歴史があったことを知りました。

今回のこのスタンプラリー企画は、同世代の大人にとってはたしかにレジェンドですが、円谷の経営のことを知るにつけ哀愁を感じます。