群馬県下仁田 ジオパークとジオそば

20160522_下仁田群馬県下仁田(しもにた)町はネギとコンニャクが名物ですが、最近では貴重な地質現象を観光資源にする活動「ジオパーク」に熱心です。

下仁田町には中央構造線が走っています。最近は熊本の地震がこの中央構造線上で起きたことから注目されるようになっています。大きな断層、構造線上にはいろいろな鉱物や岩石を身近に観察することができます。箱根や伊豆半島もジオパーク運動に参加していますが、富士山と噴煙のある箱根とくらべて下仁田はちょっと地味です。

廃校になった小学校を改良して町立の自然史資料館があります。町と中央構造線との関係が校舎いっぱいに展示されています。大断層の近くでは河原で拾ってきた石もいろいろな種類があり、それをきちんと分類するだけでも学術的価値はあるのでしょうが….とにかくたくさん並んでいます(^^;)

「~多様な大地の変動から古代人の足音まで~」というのがこの下仁田ジオパークのテーマですが、いろいろな出来事が断片的に展示されているのでガイドさんがいないと資料館の見学、難易度は高くなります。

きょうのスケッチは「道の駅しもにた」でソフトクリームをぱくつく熟年カップルです。定番のネギやコンニャクも販売していますが、「ジオそば」というあやかりネーミングの「そば」があったりして食堂のメニューも難易度がかなり高いです。