吉原土手いせや本店

吉原土手の伊勢屋
吉原土手の伊勢屋

偶然いいお店を発見することがあります。この吉原土手の伊勢屋(いせや)も建物にひかれてスケッチしているうちに、せっかくだから天ぷらで熱燗でもと思って入ったのが出会いのきっかけです。

伊勢屋の店舗の様子
伊勢屋の店舗の様子

ごま油で黒光りした床に柱時計、日曜日の4時過ぎなのではじめは閑散としていましたが、5時を過ぎたころから、ドイツ人夫婦とタクシーで乗り付けて来店する老夫婦、カップルが3組と次々と入店してきます。

隣の父親と息子の会話に耳をすませていると、父親が子供のころに来た時とかわらないたたずまいであることや、天丼のエビがどんぶりからはみ出るぐらい大きいことなど息子にウンチクを語っています。

店員は若い子が中心で洗練されていないけど、料理もおいしく、お客さんを見ているだけでも楽しい店ですが、おなじみさん同士の打ち解けた店とは違い、みなどこかよそよそしいところがあります。

雑色商店街

201505_すしおがわ京浜急行の雑色駅すぐ近くの商店街にあるすし屋さん。この商店街、惣菜屋、焼き鳥屋とすし屋がなぜか多くあります。とっても庶民的な商店街。休日のお昼時 に立ち寄ったすし屋さん(尾がわ)ではカウンター席で親子三代の女子会。

座敷席とテーブル席はご近所のひとで結構にぎわっていました。トイレを借りに来る お隣さんもいるぐらいおなじみさんに慕われています。このスケッチはこの絵の主人公の板さんにプレゼンとしました。