十数年ぶりに訪れた上高地は、海外からの訪問客でとても華やいだ雰囲気です。SNS映えする河童橋周辺では、アジアからの団体客が集団で踊ったりポーズをとったりとにぎやかです。
そういえば、上高地へ向かう途中、新宿から松本までの特急「あずさ」の隣の席は、インドからの観光客。サントリーの白州蒸留所にジャパニーズウイスキーを買いに行く計画だそうで、今朝ようやく見学の予約が取れたといって喜んでいました。車内もインバウンド観光客でにぎやかでした。
さて今回、上高地の河童橋から上流に向かって歩きながら、穂高連峰の山々をスケッチをします。
梓川を遡行しながら、西穂高岳、前穂高岳、明神岳など3000m近い山々をいろいろな角度で山を仰ぎ、いろんな光が楽しめるココロオドル体験です。
16年前に西穂高岳から奥穂岳を縦走した時は、梅雨の真っただ中のスケッチでした。その様子はこちらのブログでご覧ください。

河童橋から徳澤小屋までの2時間のトレイルを道草しながら4時間ほどかけて歩きます。徳澤橋で日没の穂高連峰を急いでスケッチします。山旗雲がたなびき、刻刻と傾く日差し。エキサイティングな瞬間ですが、筆が追いつきません。

しかし、山の端に隠れた後の残照は、じっくりと描けます。真っ暗になるまで、徳澤小屋のテラスに座って黄昏の時間を楽しみます。

翌朝は朝早く起きて、山頂が朝日にあたる瞬間を描きます。まだ夜が残る谷間の暗さと、岩肌に当たる朝日のコントラスト息をのむような美しさです。
梅雨入り前の上高地は、ニリンソウのお花畑が山道添いに咲き、まだ観光客もそれほど多くないのでスケッチするには気持ちのよい季節です。
このスケッチ紀行の様子は、Youtubeでご覧いただけますので、ぜひご覧ください。穂高連峰・上高地スケッチ紀行

