横須賀三笠記念公園の戦艦

世界三大記念艦の一つ「三笠」は、今から119年前の1905年の日露戦争・日本海海戦で世界最強のロシアのバルチック艦隊を破り、歴史を変えた軍艦として今でも横須賀の三笠記念公園に鎮座しています。

世界三大記念艦には、イギリスがトラファルガー海戦でフランス・スペインの連合艦隊と戦った「ヴィクトリー」。

アメリカが英国と戦った米英戦争で活躍した「コンスティチューション」など、自国の独立存亡にかかわる重要な海戦で勇敢に戦い勝利した歴史的な戦艦が三大記念艦と呼ばれています。

三笠は現在、ワシントン軍縮条約に基づき船体はコンクリートや土砂で船体は固定されていて、その雄姿はどこか寂しそうです。

三笠が現在のように整備され、歴史的な記念物として多くの人に親しまれるようになるまで、長い時間がかかっています。数年おきに訪れていますが来るたびにキレイになっています。

さて、どこからこの歴史ある三笠を、その当時の姿を彷彿とさせることができるような絵が描けないだろうかと、公園内を色々と歩きながらよい構図になる場所を探します。

公園の奥には、船首方向から三笠を一望できる場所がありますが、絵を描こうとすると、背景にマンションが入ってしまい躍動感がありません。船首の菊の御紋は、皇居の方向を向いているといわれています。

しばらく周辺を歩いて探しますが、陸地に固定されてしまった三笠が生き生きと見える場所がなかなか見つかりません。真夏の炎天下、老若男女多くの人が公園を訪れています。

強い日差しの中を歩ているとお腹がすきます。案内所で尋ねると最近オープンし、公園から徒歩3分ほどのところにある商業施設で食事ができるとのことです。

横須賀をテーマにした、いちごよこすかポートマーケットは、ハンバーガーや和定食、クラフトビールなどが楽しめるフードコートとお土産屋さんが集積する商業施設です。

白いセーラー服に浅黒く日焼けした水兵さんの卵たち、横須賀教育隊の生徒がランチをしています。

久しぶりの休日。外出許可が出て、仲間とうどんをたべたりジェラートを食べて楽しんでいます。

すでに他界した私の父も70年前、横須賀の海上自衛隊の前身である警察予備隊で訓練を受けました。

水兵の見習いの青年たちが若い時の父の水兵服姿と重なり、他人のようには感じられません。

YOKOSUKA NAVY BURGERで腹ごしらえをして、再び公園に戻ろうとしたとき、三笠の雄姿を描けるベストなロケーションを見つけることができました!

そこから描いたのが、今日のスケッチです。

7月下旬の真夏の入道雲と、猿島への渡し船の桟橋と水面が、ちょうど三笠が出航する、そんな演出をしてくれています。

先頭のマストにはZ旗が、船尾には旭日旗が翻っています。「天気晴朗なれど波高し」の雰囲気を描くことができました。

スケッチをしている場所は、ちょうどマンションの日陰になっていて暑さをしのぐことができ、ようやく三笠の躍動感あるその雄姿をスケッチブックに収めることができました。

旗艦三笠@横須賀三笠公園
横須賀市三笠記念公園(アクリルガッシュ F0サイズ)

“横須賀三笠記念公園の戦艦” への5件のフィードバック

    • 励まされます!どこか、ジオブラスケッチのおすすめの場所があったらご紹介ください。

      • ジオブラスケッチ、というのをされてらっしゃるんですね✨

        私は絵は嗜んでいなくて詳しくないので、また色々教えてください💖

        私は関西圏住みなのですが、景色の綺麗な穴場ですと

        兵庫県の赤穂など、海も綺麗で落ち着いている場所です😊😊

      • ぜひ、関西に行く機会があれば赤穂の海スケッチしたいですね!

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